義姉宅にお泊まりしてきました
こんにちは、喜名子です。
……行ってきました!!
夫のお姉さんのお宅です。
突然、お姉さんから「週末、泊まりがけで来ない?」というお誘いが夫にあったのです。
ところが、先週末は以前からとあるイベントに出かける予定になっていた私達。
私「もう予定決めてるじゃない。今週末じゃなくてもいいんでしょう?」
夫「イベントは日曜日でしょ? 金曜日からお姉さんの家に行って、日曜日の朝に姉の家から直接イベントに行けるんじゃないかな……」
私「……」(心の声:車で3時間半かかるよ。イベント開始時間には絶対間に合わないじゃないの……。先月から楽しみにしていたんですけど。それに金曜日から日曜日の朝!? 2泊もするの? 2泊も!!)
どうも、誘われたからには、お断りする、とか、日程を改めて相談する、という考えはないようです。
結局、金曜日からお姉さんの家に出かけたのですが、本当に気持ちが重いんですよね。
特に行くまでが。
行ってしまえば、後からどっと疲れるけれど、なんとか普通に対応はできるのです。
でも行くまでは心の声が騒ぎまくりです。
(やだー!! せめて、ホテルに泊まりたい!)とか。
義姉は良い人なのです。
色々気を使ってくれるし、今回はなんと、観光にも連れていってもらいました。
ゲームもトランプもなかったし、義姉の旦那さんは80歳くらいなのに、ずっと運転をしてくれるし、みんなでウォーキングに行った時には、歩いたご褒美、と言ってビールを奢ってくれました。
この旦那さんは、ちょっと気難しいところがあって、口数も少ないし、義姉も時々、「あなたはその方がよければテレビでも見ていていいわよ」なんて言うくらいなのです。
基本は義姉と弟である私の夫が、昔話に盛り上がっていて、義姉の旦那さんと私は静かに聞いている感じです。
そんな感じで、周りの様子を見ながら過ごした週末でした。
義姉さんは大雑把なところもあって、お料理を手伝っている時に、これから使うクリームチーズの端っこが痛み始めているのに私が気づいて、ぎゃー! となってしまい、彼女が地下に他の食材を取りに行っている間に、急いでナイフで端を切って捨てたり、ということもありました。
結局、私が「疲れた……」となるのは、英語での世間話が普段の容量を超えていることと、あれこれ細かい所に神経が行ってしまって、疲れるんだと思います。
夫に「どの辺が疲れるんだ?」と聞かれても、うまく説明できないところですね。
夫は気にならないわけなので。
この辺りは、国際結婚だろうが、日本人同士の結婚だろうが、変わりませんよね。
さて、最後に、今回初めて、夫の両親の墓地に行ってきました。
行ったことがないので、義姉に言ってみたら、近いからこれから行こう、と連れていってくれたのです。
1つの墓石に、左にお母さんの、右にお父さんの名前が並び、中央に「IN GOD`S LOVING CARE」と刻まれていました。
隣のお墓は、祖父母のお墓になるそうです。やはり1つの墓石に刻まれた夫婦の名前がありました。
その時ふと思ったのです。
自分たちは将来、どうなるんだろう? と。
夫は以前、「火葬だけは嫌だ〜。死んだ時どうするかなんて、まだ決めたくない」なんて言っていました。
義姉は、「夫婦の墓石はすでに夫が用意してくれているの。あとは日付を入れるだけよ」なんて笑っていました。
まだ「その日」が遠いことを祈りつつ、こうして、夫婦一緒で並ぶ墓石がとても美しく見えたのでした。
☆今日も読んでくださってありがとうございました☆
喜名子(きなこ)
☆Kindleで本を出しています
国際恋愛の先にあるビザ手続き、夫や家族との関係、海外移住。国際結婚したその先が見えてくる
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