戦争が報道されるアメリカで思うこと
こんにちは、喜名子です。
のんびりとした田舎暮らしですが、なんだか、周囲がざわざわと波立っているような、そんな感覚がしています。
私自身は特に変わったこともなく、昨日ボランティアをしていた際に、なぜか肋骨のあたりの筋肉を捻って痛めてしまったことくらい。
結構痛いので、痛み止めを飲んでいます。
ボランティアをしていて、怪我をするなんてバカバカしいので、反省しています。
一方、夫の方は、前の奥さんのこと、息子のこと、たくさん問題があるようです。
最近、私は夫から話さない限り、自分からは話を向けないようにしているので、細かいところはわかりませんが、あちこち電話をかけたり、テキストのやりとりをしているので、なんとなくわかるというか。
テレビをつければ、ウクライナだけでなく、イスラエルでも始まった戦争についての報道がずっと続いています。
アメリカに来てびっくりしたのは、テレビ局によって、報道されるニュースがかなり違う、ということ。
局によってほとんど扱わないトピックが出てきたり、報道しても、かなり報道姿勢が異なっているのが当たり前のようなのです。
公平に事実を伝える報道って、アメリカにはないの? という気持ちになります。
おそらくは、2大政党制の民主党と共和党が、こちらもびっくりするくらい政策とスタンスが異なることも影響しているのでは、と思います。
支持政党が異なれば、選ぶテレビ局も異なり、異なるスタンスの人々が妥協点を見つけて協力するのは、今のところ難しいように見えます。
でも、今こそ協力するのが大切な時じゃないんだろうか。
共和党のマッカーシー議員が解任された後、下院議長は空席のままです。
犯罪や不法入国者、ホームレスの問題など、市民生活に直結する問題が山積みになっています。
そういえば、アメリカの大統領選挙は来年です。
世界情勢もアメリカ国内の状況もまだまだ変わるだろうし、田舎暮らしと言えども、そうした情勢からは全く無縁というわけにはいきません。
とりわけ、アメリカに暮らす外国人という立場の私は、ついつい「何かあった時」のことも考えてしまうのです。
アメリカ人にとっては、2001年に起こった『9.11』はまだまだ風化してはいません。
私もあの日にテレビに映った映像の衝撃はいまだに覚えています。
アメリカで1番感じるのは、アメリカが戦争に巻き込まれる可能性が常にある、ということです。
もしアメリカが、戦争をしている地域に軍隊を派遣したら?
そこが中東地域で、派兵への報復として、アメリカ国内でテロ事件などが起こったら?
心配しすぎ……とも思えないのです。
しばらくは、政治や経済、アメリカ国内・国際情勢についてのニュース、これからも目を離せそうにありません。
☆今日も読んでくださってありがとうございました☆
喜名子(きなこ)
☆Kindleで本を出しています
国際恋愛の先にあるビザ手続き、夫や家族との関係、海外移住。国際結婚したその先が見えてくる
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