喜名子のアメリカ田舎暮らし

アメリカの田舎に暮らす50代の女性のブログです

夫のフリーダム(自由)と紳士の朝食会

 

こんにちは、喜名子です。

 

夫はけして夫の沽券とか、男としてのプライド大事、夫を立てろ的な人ではないのですが、それでも時には「自分もFreedomが必要なのだ」なんてことを言い始めることもあります。

 

日本のサラリーマンだったら、会社帰りの飲み会とか、休日のゴルフで男同士でストレスを発散するのでしょうが、アメリカの田舎暮らしでは、あまりFreedomを楽しむ場所はないかもしれません。

バーとか、飲み屋さんとかもあまりないし……。

それにみんな自分で車を運転してくるから、お酒は飲めませんよね。

 

それでも、夫は毎週、地域の男性が集まる「朝食会」に参加しています。

私は多少の嫌味を込めて、「ジェントルメン(紳士)の朝食会」と呼んでいます。

 

世話人役の男性が、通っている教会のメンバーなので、朝食会に出かけても、大抵は顔見知りの人々のはず。

それでも、友達の友達等で、教会つながりでない人が参加することもあり、地域の社交は大事だな、と言いながら夫は喜んで参加しています。

 

場所はカフェやダイナー。毎回同じ場所ではなくて、その週によって、あちこちの店に集まっているようです。

 

ちなみに、旦那方が集まっている間、その奥さん達が別に集まっているかというと、そんなことはありません。

 

私も夫が1人で出かけて、朝食会に参加してくるのに文句は一切ありません。

その間、家でやりたいことができるので、もう嬉しいというか。

 

一方、嫌だな、と思うのは、朝食会がボランティアの日と重なること。

朝、夫を朝食会の場所に降ろした後、1人でボランティア先に向かい、1人で担当の仕事を始めるからです。

 

朝食会が終わると電話があるので、仕事を中断して、また迎えに行くし。

夫は友達と会って、カフェで朝ごはんを食べているのに、自分は1人でボランティアをしていると思うと、なんとなくむかっとしますし。

ボランティアだから無給だし、自分だけご褒美がない気持ちになります。

 

それで、もやもやしていたのですが、最近は、夫を降ろした後、ボランティア先に向かわず、スーパーに行って普段は見る時間がない、自分に必要な細かなものを見たり、マクドナルドとかでコーヒーを飲んだりするようになりました。

 

夫からは「君もご飯でも食べてきたら?」とは言われないので、自発的に自分をおもてなしするようにしました。

ありがたく、夫の家族カードを使わせていただいております。

 

先日、教会で、同じく旦那さんが紳士の朝食会に参加している奥さんが言いました。

 

「朝食会が終わったからってメールが来て、迎えに行くと、うちの旦那とあなたの旦那と〇〇の旦那が駐車場でまだ喋っているのよ。本当におしゃべりね。駐車場に突っ立って、まだまだ1時間でも話すんだから」

そう言って、うんざりとした顔をしていたのが印象的でした。

 

私も、彼らがおしゃべりなのは知っているので、深くうなづいておきました。

 

この奥様は、ヘアサロンにネイルサロンも毎月通っているし、アクセサリーも大好きです。あ、スリフトストア巡りも大好きです。外食も好きだし。

 

あまり夫の自由を満喫していると、後が怖いことになるのでは、と陰ながら私も心配になったのは内緒です。

 

まあ、夫のフリーダムも、朝食会くらいなら、と思っています。

とはいえ、姉や弟の家に泊まりがけで行きたい、娘の家、息子の家、前の奥さんetc、放っておくと、夫婦の予定が全部「夫側」になってしまうので、アメリカに何も持っていない私は、自分のおもてなしをして、バランスを取ろうかな、というところなのでした。

 

 

☆今日も読んでくださってありがとうございました☆

 喜名子(きなこ)

 

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