たくさんのハグ
こんにちは、喜名子です。
4月が無事に終わりました。
最後の日曜日は教会のポットラックでした。
皆でお料理やデザートを持ち寄り、私もシェパードパイとストロベリーデライトを持参し、4月のスナック担当を終えたのでした。
今思い出しても不思議なのですが、この日、なぜかいつも以上に女性達とハグを交わしていました。
キッチンでポットラックの準備をしている時、婦人部のリーダーの女性に「他に何かすることはありますか?」と聞くと、
「Umm, just give me a hug!」
えっ!!
この方とハグしたのは、初めてだと思います。
教会のシニアメンバーだし、いつもにこやかに接してくれるのですが、恐れ多い、という感じで。ハグをしたことはありません。
それからドイツ出身の女性。
いまだにドイツ語を感じさせる英語で、私はよく聞き取れないのですが、それでも大好きな女性です。
いつもやさしくて、ハグをしてくれます。
そしてデザートテーブルを整えている時にも、別の女性がまたハグ…。そしてまた別の女性…。
最後に、先日の食事会に参加している女性。
この方は、レディファーストを体現しているようなミスター・ジェントルマンの奥さんです。
さばさばしていて、気さくで歯に衣着せぬ物言い、相手に気を使わせない人なのですが、実は彼女自身はさりげなく結構気を使ってくれる、そんな女性です。
単刀直入に「Are you feeling better?」で始まり、私がイエスと答えると、ひとつうなづきました。
それから「Believe me, I know」。
彼女は続けて、「そういう時はあるのよ。疲れてしまったら、休むしかないの。休みなさい。頑張ろうったって、頑張れないんだから」という内容の言葉をくれました。
彼女とはハグをしませんでしたが、彼女が「Believe me」と言った時の真剣な目に、私は思いがけず、うるっとしたのでした。
食事会を休む、と夫に言った時、私が言ったのは「I'm tired」「I'm not feeling good」。
細かいところは何も言いませんでした。
夫もよくわかっていないと思うし、食事会でも詳しい話をしたとも思えません。
そんな中、ポットラックは、まだまだ「たくさんの人と会って世間話をする」のが億劫だな、と感じながらの出席でしたが…
なぜか、たくさんのハグと思いやりを受け取ってきたのでした。
多分、偶然だったのだろうと思うけれど。
不思議で、そして気持ちのよい1日でした。
☆今日も読んでくださってありがとうございました☆
喜名子(きなこ)
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