喜名子のアメリカ田舎暮らし

アメリカの田舎に暮らす50代の女性のブログです

たくさんのハグ

こんにちは、喜名子です。

 

4月が無事に終わりました。

最後の日曜日は教会のポットラックでした。

 

皆でお料理やデザートを持ち寄り、私もシェパードパイとストロベリーデライトを持参し、4月のスナック担当を終えたのでした。

 

今思い出しても不思議なのですが、この日、なぜかいつも以上に女性達とハグを交わしていました。

 

キッチンでポットラックの準備をしている時、婦人部のリーダーの女性に「他に何かすることはありますか?」と聞くと、

「Umm, just give me a hug!」

 

えっ!!

この方とハグしたのは、初めてだと思います。

教会のシニアメンバーだし、いつもにこやかに接してくれるのですが、恐れ多い、という感じで。ハグをしたことはありません。

 

それからドイツ出身の女性。

いまだにドイツ語を感じさせる英語で、私はよく聞き取れないのですが、それでも大好きな女性です。

いつもやさしくて、ハグをしてくれます。

 

そしてデザートテーブルを整えている時にも、別の女性がまたハグ…。そしてまた別の女性…。

 

最後に、先日の食事会に参加している女性。

この方は、レディファーストを体現しているようなミスター・ジェントルマンの奥さんです。

さばさばしていて、気さくで歯に衣着せぬ物言い、相手に気を使わせない人なのですが、実は彼女自身はさりげなく結構気を使ってくれる、そんな女性です。

 

単刀直入に「Are you feeling better?」で始まり、私がイエスと答えると、ひとつうなづきました。

 

それから「Believe me, I know」。

彼女は続けて、「そういう時はあるのよ。疲れてしまったら、休むしかないの。休みなさい。頑張ろうったって、頑張れないんだから」という内容の言葉をくれました。

 

彼女とはハグをしませんでしたが、彼女が「Believe me」と言った時の真剣な目に、私は思いがけず、うるっとしたのでした。

 

食事会を休む、と夫に言った時、私が言ったのは「I'm tired」「I'm not feeling good」。

細かいところは何も言いませんでした。

夫もよくわかっていないと思うし、食事会でも詳しい話をしたとも思えません。

 

そんな中、ポットラックは、まだまだ「たくさんの人と会って世間話をする」のが億劫だな、と感じながらの出席でしたが…

 

なぜか、たくさんのハグと思いやりを受け取ってきたのでした。

 

多分、偶然だったのだろうと思うけれど。

不思議で、そして気持ちのよい1日でした。

 

 

☆今日も読んでくださってありがとうございました☆

 喜名子(きなこ)

 

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