喜名子のアメリカ田舎暮らし

アメリカの田舎に暮らす50代の女性のブログです

結局好きなものは変わらない

こんにちは、喜名子です。

 

アメリカに来てから定期的にやってくるのが、「探し物」をしたくなる気持ち。

 

目的のものは大したものではないのです。

 

お財布をポケットに入れる時に付けていた、ウォレットチェーン。(アメリカに来てから見た記憶がある)

 

ちょっと重いので車での移動用に使っていたトートバッグ。(思いきって処分したような気もする一方、もしかして実家に置いてきたかも…)

 

古いメモ帳。(お料理レシピをメモしていたので、スキャンしてデータ化したつもりが、完全ではなく、元のメモ帳の方を見たいと思った)

 

このメモ帳には、大切なレシピのメモがあります。

小学生の時に、くるみのケーキをよく作って、家族にも好評でした。おいしいので母も作り出し、一時我が家のお菓子的な存在だったのを思い出して、作ってみようと思ったのです。

 

古いメモ帳からのスキャンデータで材料はわかったものの、オーブンの温度と時間があったはずのページがありません。

 

……あの古いメモ帳、アメリカで見た記憶があるんだけどな…と心当たりを探しているところです。

 

我が家は小さいので、収納も限られています。

地道に整理・片付けをしていれば、いつか見つかるかなぁと考えているところです。

継続が大事ですね、頑張ろう。

 

そこで思ったのが、自分が好きなものって、子供の頃からあまり変わっていない、ということです。

 

(2019年の初夏に訪れた、ミズーリ州マンスフィールドにある、ローラインガルスワイルダー・ヒストリックホーム&ミュージアム、これはロッキー・リッジ・ファームです)

 

小学生の時に大切にしていたハーブの本、育て方だけでなく珍しいレシピも載っていて、とても気に入っていたのですが、どこかで手放してしまいました。

ローラインガルスワイルダーの「大草原の小さな家」のお料理の本も。

赤毛のアンのお料理の本。

修道院のレシピブック。

大好きだった探偵小説のシリーズ。

絶版で、恐ろしいほどの値段になってしまった昔のコミック。

…などなど、今となっては手に入れるのが大変なものも結構あります。

 

洋服やバッグも同じ。

手放すんじゃなかった…と思っているものが、色々あります。

 

それは、もう生活が変わったから、もうこれはいいだろう、と本当に好きなものを手放してしまった結果に起こったことです。

 

結局、自分が大好きなものは、何10年経っても、変わらなかったのでした。

自分でもびっくりします。

 

今でも鮮やかに思い出せる1枚のジャケット。

クリーム色のフェルトのような厚手の上着には、くすんだベルのようなボタンがずらっと並んでいて、スタンドカラー。とてもアジア的でとても可愛かったのです。

 

アメリカにいても不思議に手元に集まってくるもの達は、やはりどこかに自分の好みが反映されているものばかり。

インド製の長袖のTシャツはぐるっと衿に小さなビーズが付いていて、ベトナム製のTシャツはくすんだピンクとブルーが溶け合った色合いがきれい。

 

時々、自分は思いきりが良すぎる。

整理整頓・お片付けはしつつも、大切なものを、えいっと手放さないように、これからは気を付けよう…なんて思っています。

 

 

☆今日も読んでくださってありがとうございました☆

 喜名子(きなこ)

 

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