喜名子のアメリカ田舎暮らし

アメリカの田舎に暮らす50代の女性のブログです

隣町の図書館の話

 

こんにちは、喜名子です。

 

今日は珍しく、図書館の話です。

 

住んでいる街には図書館がないので、図書館に行きたい時には、車で30分ほどの隣町の図書館に行っています。

 

その町の住人ではないので、本やDVDを借りるために、有料で年会費を払い、図書カードを作りました。

本は3週間、DVDは1週間が期限です。

遅延すると、高くはありませんが、お金を払う仕組みです。

(今まで小銭でしか払ったことはありません)

 

私はこの図書館が大好きです。

 

天井が高く、ゆったりとした造りの建物で、内部もゆとりがあります。

もちろん分類別に本が並び、あちこちに椅子や1人がけのソファが置いてあります。

 

館内はいくつかのコーナーに分かれています。

パソコンコーナーでは、求人情報を調べたり、レジュメを作っている人がいます。

新聞コーナーにはたくさんソファがあり、有料のコーヒーを買うこともできます。

この他には児童書のコーナーは独立したガラス張りのお部屋になっています。

 

面白いのは図書館のロゴの入ったTシャツを売っていたり、安価で不要となった図書館の本を販売するコーナーがあること。

 

それとは別に、「ご自由にお持ち帰りください」のコーナーには無料で持ち帰れる本が並んでいます。

私は以前ここで、図書館のロゴ入りのTシャツをもらってきました。

 

さて、図書館に入って、まずすることは不思議かもしれませんが、挨拶。

貸し出しカウンターにいるスタッフの方がいつも声をかけてくれるのです。

「こんにちは、お元気ですか? 何かお手伝いをしましょうか?」といった感じに。

 

日本だったら、来館者が多くて、いちいち挨拶なんてできない気がします。

それが可能なのは、こんなに素敵な図書館なのに、いつも人が少ないからかもしれません。

 

日本で行っていた図書館はいつも人でいっぱいで、館内の椅子なんてほとんど取り合いのようだったりします。

貸し出しカウンターも人が並んでいるし。

 

確かにアメリカで私が住んでいる町も、隣町も、田舎の小さな町です。

だからかもしれませんが、こんなにいい図書館なのに、と思うと利用者が少ないのが不思議です。

 

でも、時折図書館で開催しているイベントや、不要な本の即売会などではたくさんの人を見るので、町の人に愛されている図書館なのは実感しています。

 

スタッフの方も親切ですし、質問した本がない時、リクエストを出すかすぐ聞いてくれ、お願いすると幸いなことに後日本当に購入してくれていました。

電話が来て、早速図書館に借りに行きました。

 

他には、駐車場も十分な広さがあるのも気に入っている点。

これは車社会のアメリカなら当たり前なのかもしれませんが、十分な広さがあるので、満車になっているのは見たことがありません。

日本で行っていた図書館の駐車場は7台のみのスペースで、いつも満車。基本は公共交通機関を利用してお越しください、だったな、と思い出しました。

 

駅からもバス停からも徒歩でちょっと距離があるし、本を借りれば重くなるしで、母を車で連れて行ってあげたいな、と思ったことがあるのです。

でも、日本では街中だと、駐車スペースを取るのは難しいですよね。

 

子供の頃に通った図書館。

大好きだった小学校の図書室。

大学の独特の雰囲気があった図書室。

東京の勤務先近くにあった図書館。

 

引っ越す度にその町の図書館に行ってみました。

アメリカに来ても、いいな、と思える図書館に出会えて嬉しいです。

 

最後に、アメリカならではかな、と思ったのは、図書館の休館日。

日曜日でした!

 

この辺りでは、日曜日に教会に家族で出かける人がたくさんいますよ〜

 

 

☆今日も読んでくださってありがとうございました☆

 喜名子(きなこ)

 

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