アメリカで食べるお魚の話
こんにちは、喜名子です。
今日は魚の話です。
魚といっても、飼う方ではなく、食べる方のお話になります。
アメリカに来て、基本自炊ということもあり、食べ物に困ることはあまりありません。
どこのスーパーにも、粒が長い長粒種のお米なら売っているし、日本風の粒が短いお米も、ウォルマートのアジアの食材コーナーに置いてあります。
アジア某国で長く暮らしていたせいか、長粒種のお米は好きなので、普段はお値段も安いこちらのお米を炊いています。
ご飯があれば、おかずは何でもおいしく食べられます😊
スパイシーなチリやガパオも作るし、ドリアを作ったり。
チキン&ブロッコリーも大好きです。
ただ、魚を食べる量は減りました。
ウォルマートには新鮮な魚はなく、冷凍のものばかりです。
ツナ、ティラピア、ヒラメ、サーモンなどの切り身を買うことができます。
とはいえ、たまには冷凍ものでないお魚が食べたい……。
そう思っていたら、とあるスーパーでCatfish(ナマズ)の切り身があるではありませんか。
日本ではナマズの切り身などあまり見ることはありませんが、アジア某国にいる時にはほぼ毎週食べていた記憶があります。
カラッと揚げて、スパイシーなソースをつけて食べるとおいしかったなあ〜
ご飯にもよく合うし。
脂ものっているのにあっさりとして、個人的にはナマズは食べやすいし、おいしいと思います。
ただソテーするだけだと、ちょっと脂っぽかったりするので、やはり揚げるか、蒲焼とか照り焼きにするとコクが出ておいしいように思います。
これはいいものを見つけた、としばらくはナマズを食べていましたが、ちょっと飽きてきました。
そこで思いついたのが、缶詰です。
左の缶詰がウォルマートのGreat valueのツナ缶。
オイルに浸かっているのと、水煮缶があります。
缶詰はいつでも手軽に使えるのが便利ですよね。
問題は、魚っぽさがちょっと苦手な夫。
「Fishy smell」を感じさせないために、スパイシーな味付けにしたりしています。
そんなある日のこと……
夫「今日の晩御飯は何?」
私「シーチキンだよ」
つい、缶詰のツナではなく、日本語まんまの「Sea chicken」と言ってしまったところ、夫が怪訝な顔に。
私「日本ではシーチキン®️は有名なツナ缶の商標なんだよ。ツナはチキンの味とちょっと似ているでしょう?」
夫「ああ、Chicken of the sea!!」
その時はそうか、英語の文法的にはChicken of the seaの方が正しいのかな、なんて思って気にしていなかったのですが、夫があまりにもChicken of the seaを繰り返すので面白いなあと思っていたら、ツナやサバ、サーディンなどのお魚の缶詰を出している1914年創業の缶詰ブランドなのでした。
画像の右側の缶詰が、マーメイド印のChicken of the sea、サバ(mackerel)の缶詰です。
サバ缶では、ジャマイカ風スパイスで煮たり、フィッシュバーグを作ったりしています。
サーディン缶では、グリーンパプリカと炒めて、塩ダレで調理して、パスタに合わせると、夫も食べてくれます。
缶詰のおかげで、お魚も気軽に食べられるようになりましたが、やはり日本で食べていたお魚は、おいしい。
私の記憶に残るお魚ナンバー1は、子供の頃、父が作ってくれたカジキマグロのお刺身です。
あの濃厚な味、もう何10年も食べていないけれど、いつかそれに匹敵するお魚にアメリカで出会えるかな?
海から遠いせいで、川魚以外はなかなか難しいけれど、旅行で海に行くかもしれないし、バケーションシーズンを迎えて、ひそかにお魚を想うのでした。
☆今日も読んでくださってありがとうございました☆
喜名子(きなこ)
☆Kindleで本を出しています
国際恋愛の先にあるビザ手続き、夫や家族との関係、海外移住。国際結婚したその先が見えてくる
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